初めて舞台でツインテールした時の話。

今日も見に来てくれてありがとうございますー！

2月2日は『ツインテールの日』ということで！

『いいツインテールの日』でもあった11月22日にもあげた通り、お芝居やらお仕事やらお遊びやらで散々ツインテールはしてきたわけなんですよ。

そんな《お芝居》で初めてツインテールをしたのはいつだったか。

検索してビックリしました9年前でした。

砲撃が当たり前に降り注ぐ街中で生きる女の子の役。

ずっとアンサンブルでしか出演してなくて、そんな中でちゃんとした《役名》と《セリフ》が貰えた公演。

ちなみにこの子もその公演の中で何役かやった中での1役！

ボール遊びをする役だったんだけど、その時代で、しかも貧民層で、ちゃんとしたボールとか使うのかな？って色々調べたら、そういう子達は自分たちで布とか継ぎ合わせてボール作ってたっていうの見つけて、せっせと作ったのが写真のボール🤣

そのボール遊びがさ！最初はパス回ししてるんだけど、最終的に舞台セットのピンポイントの場所に投げ込まなきゃいけなくてさ！

高さのあるセットのあのポールとこのポールの間を通して袖中にいれる！っていうさ、元バスケ部なら余裕だろって言われたけどさ、全然余裕じゃないしさ！！！

そもそも普通のボールじゃないから全然飛ばないし跳ねないし、下手に跳ねさすと布の縫い合わせた面でより変なバウンドするしさ！でもボールの見た目はもうそれが最高だからそれでやってってなったらもう千本ノックするしかないじゃない。

稽古中も本番中も毎日早く来て投げて残っても投げた。「やってますアピールウザっ」て言われた。うるせぇじゃぁお前やってみろやってなってやれなかった人達が練習に付き合ってくれるようになった。コントロール上手くなってノーミスなのがどんどん当たり前になった。ボールを投げることが怖くなくなった。

でも本番中に1回、向こうに落ちなきゃいけないそのボールが、ポールに当たって舞台上に残っちゃったことがあって。

でもその直後の爆撃で私逃げて爆発しなきゃいけないから拾いにもいけないしもう完全にパニック。頭真っ白のまま砲撃受けて爆死して埋葬されて袖はけてどうしようどうしようって震えてたら、主演だったいしだ壱成さんがその残ったボールをしっかり生かしたアドリブ入れながらちゃんと処理してくれて、号泣しながら謝ったし感謝したしあの時言われた言葉は今もずっと残ってるし大事にしてる、そんな思い入れのある公演なのです。

ちなみにその砲撃くらって爆死する時にさ……簡単に言っちゃうと後転みたいな感じなんだけど、手じゃなくて肩で回るみたいな？衝撃波でそのまま後ろにぶっ飛ぶみたいな？

その転がり方が多分あまりにもド下手すぎたせいか、右肩から肩甲骨にかけてが広範囲なアザでどんどんドス黒くなっていったという思い出もある公演🤤笑

そんな公演から9年。

思ったことは、順調に肥えたなということ。

ほら見て。《見て》って言えるもの。